分かりやすい民法解説(権利関係)

 民法(権利関係)を得意科目にしましょう!

2020年4月より大改正された民法が施行されました(=現在の宅建試験は改正民法から出題されています)。重要な改正民法は当ページに織り交ぜています()が、中~上級者向けの改正民法に特化したページもご用意しています。


宅建試験における民法 ★★
民法を制する者は宅建を制する?民法を制せずとも宅建に受かる?民法を始めとする権利関係にどれだけ力を入れるべきか。
民法の全体像 Part.1 ★★
権利関係を勉強するにあたり、大前提として押さえておきたい民法の4大原則を解説。民法の根底を知っておきましょう。
民法の全体像 Part.2 ★★
権利関係を勉強するにあたり、基本となる民法の知識。債権とは?物権とは?民法とはどんな法律なのか見ていきます。
胎児の権利能力 ★★★
お腹の中にいる胎児にも権利は認められるのか?宅建試験で出題されてもおかしくない、胎児が行使できる3つの権利とは?
未成年者の権利能力 ★★★★
未成年者にも民法上の権利は認められるのか?未成年者に認められる権利とは?そもそも民法上の未成年者とは?
制限行為能力者 ★★★★
制限行為能力者とは?制限行為能力者が契約を行ってしまった場合、制限行為能力者と相手方のどちらを守るべきか。
契約の有効要件 ★★★★
契約が有効に成立するために必要な要件とは?どのような契約は無効となるのか?取り消すことができるのか?
意思の不存在  ★★★★★
心裡留保等の難問対策
心裡留保、通謀虚偽表示、錯誤について解説。冗談、通謀、勘違い、それぞれがもたらす契約の結末は・・?
詐欺と強迫  ★★★★★
詐欺強迫の難問対策
騙されたり、脅されて行った契約。当然のように取り消すことができそうですが、第三者が絡んできた場合は?
無効と取消の総まとめ ★★★★★
契約が無効となる場合、契約が取り消しうる場合。無効の効果、取消の効果。民法の基本として宅建試験でも重要です。
追認 ★★★★
取り消すことができる行為を取り消さないものと決める意思表示。誰がどのように追認ができ、また法定追認とは?
代理の基本  ★★★★
代理の難問対策
代理とは?顕名とは?任意代理と法定代理の違いなど、まずは民法上の代理についての基本の基本を押さえる。
自己契約と双方代理 ★★★
正常に法律行為を成立させるため自己契約と双方代理は原則禁止とされています。しかし、有効となる例外が・・。
無権・表見代理  ★★★★★
無権代理の難問対策
無権代理とは?表見代理とは?催告とは?追認とは?出題可能性は高めですが、権利関係の中でも難易度高めの山場です。
弁済  ★★★
弁済の難問対策
最も一般的な債権消滅事由と言える弁済。宅建試験での出題ポイントとなる弁済をすべき場所や時期、提供方法などを解説。
相殺  ★★★
相殺の難問対策
債権者と債務者がお互いに債権債務を有する場合に、その債権債務を対等額で消滅させる意思表示。
時効  ★★★
時効の難問対策
時の経過により権利を取得したり、逆に権利が消滅すること。いつから始まり、いつ時効期間が経過したとするのか。
請負  ★★★★
請負の難問対策
請負人の権利義務と瑕疵担保責任、注文者の義務、そして請負終了までの流れを解説します。権利関係の貴重な得点源。
委任  ★★★
委任と事務管理の難問対策
委任とは?請負契約や事務管理との違いに注意。委任者・受任者の権利義務、委任契約はどのように終了するのか。
債務不履行 ★★★★★
これまでに出てきた債務不履行のまとめ。履行不能とは?履行遅滞とは?そして債務不履行による効果は?
債権者代位権 ★★★
債権者が、債務者の権利を行使する債権者代位権。宅建試験での出題頻度は低めですが、改正民法により重要度アップ?
詐害行為取消権 ★★
債務者の嫌がらせに対して取消しを求める権利。従来の宅建試験では難問扱いでしたが、大きく変わります。
地役権  ★★★
地役権と相隣関係の難問対策
地役権とは?通行地役権と囲繞地通行権(公道に至るための他の土地の通行権)の違いも要チェック。
契約の解除  ★★★★★
契約解除の難問対策
債務不履行を理由とする法定解除、手付や買戻しによる約定解除。それぞれのポイントを解説します。
保証債務  ★★★★★
保証の難問対策
どのように保証契約を行うのか。保証人となる資格は?保証人に認められる抗弁権とは?改正民法の目玉の一つと言えます。
連帯保証  ★★★★
連帯保証の難問対策
通常の保証人よりも責任が重くなる連帯保証人。連帯保証人に生じた事由は、主たる債務者にどのような効力を及ぼすのか。
連帯債務 ★★★
同一債務に対して複数人が連帯負担する債務関係。連帯債務者の一人に生じた事由は、他の連帯債務者に効力を及ぼすのか。
連帯債権 ★★★
改正民法により新設された「連帯債権」。宅建試験でも出題可能性あり。連帯債務との違いをチェックしておきましょう。
債権譲渡 ★★
たまに出題される難問でしたが、改正民法により大きく変わります。今後は宅建試験でも出題頻度が上がるかもしれません。
債務引受 ★★★
こちらも大きく変わる併存的債務引受と免責的債務引受の違いについて見ていきます。宅建っぽい問題を作りやすいところ。
売主の担保責任  ★★★★★
契約不適合責任の難問対策
売買の目的物に瑕疵があった場合に備え、売主に課せられた特別な責任。どのようなケースでどのような責任を負うのか。
贈与  ★★★
贈与者の引渡義務や解除できる条件など、出題された場合は民法の貴重な得点源となります。
共有  ★★★★★
共有の難問対策
数人の者が共同して一つの物を所有する共有。令和5年に大きな改正があったのでしばらく熱いです。宅建民法の得点源。
不動産管理制度  ★★★★
令和5年から宅建試験の出題範囲に含まれた新規定。出題可能性高めなのでしっかりチェックしておいてください。
抵当権の基本 ★★★★★
抵当権の成立からその性質、抵当権者や抵当権設定者の権利など、抵当権についての基礎知識全般について解説します。
法定地上権や根抵当権 ★★★★
抵当不動産の第三取得者の権利、法定地上権から一括競売、根抵当権まで、抵当権についての応用知識について解説します。
その他の物権 ★★
地上権、永小作権、留置権、先取特権と、宅建試験では出題可能性の低い物権をまとめて見ていきます。
不法行為  ★★★★★
不法行為の難問対策
他人の権利や利益を侵害した者に対して損害賠償責任を問う責任は誰にあるのか。宅建民法の得点源。
賃貸借
賃貸借の難問対策 ★★★★
賃料を支払って物を借りる賃貸借契約。その存続期間は?目的物が壊れた場合は?民法上の賃貸借契約。
消費貸借と使用貸借  ★★★
これまでの宅建試験でも使用貸借はまれに出題されていましたが、大きく変わる消費貸借も合わせて比較しておきましょう。
相続一般  ★★★★★
相続の難問対策
人が死亡した場合に財産が移転する相続。誰がどれだけの財産を受けることができるのか。宅建民法の得点源。
遺言  ★★★★
遺言と遺留分の難問対策
人の最後の意思表示である遺言とはどのような方法で行われるのか?理不尽な遺言を遺された相続人の遺留分とは?
配偶者居住権  ★★★★
宅建試験の新たな頻出項目となりそうな、改正民法により新設された配偶者居住権と配偶者短期居住権。
不動産登記法  ★★★★★
不登法の難問対策
不動産登記法とは?そもそも登記とは?登記が持つ力、登記申請の方法から申請内容などを解説します。
区分所有法 ★★★★★
通称マンション法。分譲マンションの仕組みから集会決議など。近年易化傾向なので権利関係の得点源と言えます。
借地借家法  ★★★★★
借地借家法の難問対策
民法上の賃貸借とは別に建物と土地について定めた特別な賃貸借契約。宅建試験では超重要。存続期間から契約の終了まで押さえる。
暗記だけでなく、理解を要するのが【民法】です。登場人物は誰か?誰が誰に何をしているのか?きちんと流れに沿って「何を聞いている問題なのか」を見極める力が必要となります。条文知識を頭に入れると共に、多くの事例に触れて宅建試験における民法の出題パターンに慣れておきましょう。

宅建試験では【権利関係】として14問が出題され、民法10問、不動産登記法1問、区分所有法1問、借地借家法2問という内訳になっています。宅建合格のための権利関係の目標点数は、8~10点です!