宅建試験のための民法改正

 120年ぶりに大改正された民法のポイント

 宅建試験に関連する民法の法改正情報です。未知数の改正が多いため、ひとまず「詳しさ」重視で見ていきます

宅建

改正民法~初めに  ★★
改正民法の重要箇所を押さえ、令和2年の宅建試験合格を勝ち取りましょう!
意思能力と行為能力の改正情報  ★★★
意思能力を有しない者がした法律行為や、保佐人の同意を要する行為を法定代理人として行った場合など。
意思の不存在の改正情報  ★★★★★
錯誤=無効だったのが取消事由となった点、詐欺取消の第三者には善意無過失まで要求される点に注意。
意思表示の改正情報  ★★★
意思表示の到達主義と、意思表示の受領時に意思能力を有しなかった者の保護について押さえる。
代理の改正情報  ★★★★
当事者の意思表示に問題があった場合から復代理人選任時の責任など、万遍なく押さえておきましょう。
無効と取消しの改正情報  ★★★
取消権者の明文化から取消しの効果など、他の規定の基本にもなる改正点なので必ず押さえておきましょう。
時効の改正情報  ★★★★★
重要改正が山盛りです。改正民法の目玉の一つですので、しっかりと押さえておいてください。
法定利率の改正情報  ★★★
年3パーセントの変動制となった法定利率。肢の一つとして出題可能性が高い改正点です。
債務不履行の改正情報  ★★★★★
債務不履行の原則から損害賠償額の予定まで、ひとまず「債務不履行の基本」を見ていきます。
債権者代位権の改正情報  ★★★
難易度高めの債権者代位権から、宅建試験で出題されそうな改正ポイントのみまとめておきます。
詐害行為取消権の改正情報  ★★
債権者代位権以上にマイナーな難問枠。要点をまとめておきますが、余裕がなければスルー推奨です。
連帯債権の改正情報  新設
複数の債権者が債務者に履行請求でき、一人に対して弁済が行われると債権者全員の債権が消滅する新規定。
連帯債務の改正情報  ★★★
絶対効から相対効となったもの、連帯債務者間の求償権や求償制限について押さえておきましょう。
保証と連帯保証の改正情報  ★★★★★
民法大改正の目玉の一つ。重要改正が多く、どこから出題されてもおかしくありません!
債権譲渡の改正情報  ★★★
宅建試験ではマイナー難問枠ですが、他の法律試験では重要分野。重要箇所は押さえておきたいところ。
債務引受の改正情報  ★★★
実務では活用されていましたが、改正民法により初めて明文化されました。将来の頻出分野候補。
弁済の改正情報  ★★★★★
重要改正が多いですが、難しい箇所はないと思います。出題されたら落とせません。
相殺と更改の改正情報  ★★★
更改はオマケ程度に、不法行為によって生じた債権の相殺に関する事項は必ず押さえておきましょう。
契約の成立から解除の改正情報  ★★★★
契約の成立から解除までの改正点について見ていきます。量が多いので、重要箇所を優先で。
贈与の改正情報  ★★★
贈与の対象から解除、贈与者の引渡義務まで、念のため軽く押さえておきましょう。
売買(契約不適合責任)の改正情報  ★★★★★
債務不履行の続きとなる契約不適合責任をメインに、買戻しの改正も少しご紹介。
消費貸借と使用貸借の改正情報  ★★★
宅建試験のマイナー分野ですが、大きな改正があり、難しくもありませんので押さえておきましょう。
賃貸借の改正情報  ★★★★
賃貸借の成立から存続期間や修繕義務、そして明文化された敷金まで、全てがそこそこ重要です。
請負の改正情報  ★★★★
民法大改正の目玉の一つで、ものすごく変わっています。削除された規定にも要注意。
委任と寄託の改正情報  ★★★
明文化された復委任から受任者が受領できる報酬額など。大きな改正があった寄託も一応チェック。
不法行為の改正情報  ★★★★★
シンプルですがとても重要な改正点を2つ。新設された人の生命または身体を害する不法行為に注意。
相続の改正情報  ★★★★★
法定相続分を超える遺言があった場合の対抗問題や、一部遺産分割が可能となった点など要チェック。
遺言と遺留分の改正情報  ★★★
遺言関連全般の改正と、遺留分減殺請求が遺留分侵害額請求となった点を押さえておきましょう。
配偶者居住権と特別の寄与の改正情報  新設
宅建試験の新たな頻出分野候補となりそうな、配偶者居住権と配偶者短期居住権を比較。
令和2年(2020年)の宅建試験から「民法」が大きく変わります!令和2年の試験から改正点がビシバシ出題されるのか、とりあえず様子見で本格的な出題は数年後からになるのか・・それは問題を作成する人にしか分かりませんが、対策しておかないわけにはいきません。宅建試験に17年間携わり、過去問を何百回と見返すことで培ってきた傾向を読む力を活かし「宅建試験が好きそうなところ」をまとめていきます。

情報の取捨選択こそ情報を提供する側の腕の見せ所、何もかも詰め込んだ解説は好きではないのですが、未知数なので少し「詳しめ」にご紹介していきます。中~上級者向けの改正情報となりますので、まずは「分かりやすい民法解説」の流れの中で改正点を押さえてください。本当に重要な改正点は、分かりやすい民法解説の文中に組み込んでいます。