意外とかんたん税その他

税その他でも得点を稼ぐ!

法令制限以上に押さえるべき知識と捨て問題がはっきりしている税その他。簡単な得点源も多いのに、多くの受験生が適当に済ませてしまう税その他。税その他こそが宅建試験の合否を分ける科目と言えます。


税その他とは?  ★★
宅建試験における税その他とは?地方税、国税、価格、実務、土地建物の出題割合、力を入れるべき所を解説。
地価公示法  ★★★★
土地取引価格の指標となる地価公示の流れ、そしてその効力。不動産鑑定評価基準とどちらが出題されます。
住宅金融支援機構法  ★★★★★
住宅金融支援業務の種類。業務の実施方法、委託方法など。100%出題される税その他の得点源。5点免除科目
不当景表法  ★★★★★
宅建業者が行う不動産広告の注意点。宅建業者の義務。とても簡単な税その他の得点源。5点免除科目
税法総論  ★★★
宅建試験で出題される税の種類。基本となる税法用語の説明。覚えておくべき事項を把握しておきましょう。
固定資産税  ★★★★★
固定資産税の概要。課税主体、課税客体、納税義務者、課税標準から固定資産税の特例まで押さえる。
不動産取得税  ★★★★★
不動産取得税の概要。課税主体、課税客体、納税義務者、課税標準から不動産取得税の特例まで押さえる。
所得税  ★★
所得税の概要から各種特例など・・複雑です。宅建試験全体における捨て科目ナンバー1候補です。
印紙税  ★★★★★
印紙税の概要。課税主体や課税標準などを押さえる。出題された場合は落とせない、税その他の得点源。
登録免許税  ★★★★
登録免許税の概要。課税主体や課税標準、特例など。印紙税に次ぐ国税の得点源ですが、たまに難問も。
贈与税  ★★
所得税・印紙税・登録免許税ではなく、贈与税が出題される年も。出題可能性は低く難易度高めです。
不動産鑑定評価基準  ★★★
地価公示法とどちらかの出題で、こちらは面倒。宅建試験本番直前に合格レベルに達していなければ捨て候補。
統計  ★★★★★
宅建試験本番直前に詰め込み、確実に1点を確保してください。税その他の貴重な得点源。5点免除科目
土地  ★★★★★
土地に関する知識。基本的な知識を押さえ、あとは常識判断で。税その他の貴重な得点源。5点免除科目
建物  ★★★★
土地と同様に基本知識を押さえて常識判断で勝負。難易度はやや高めの年が多いです。5点免除科目
法令制限と同じく単純暗記科目と言えるのが【税その他】です。「単に知っているか」+「常識判断」が有効となる問題が多く出題されます。法令制限以上に確実に覚える箇所・深入りしない箇所を明確にする必要がありますので、細かいところは捨てる勇気を持って、得点源を集中して勉強するようにしてください。

宅建試験では8問が出題され、宅建合格のための税その他の目標点数は5~6点です。5点免除対象者は+1~2点を目標にしましょう。最も疎かにされがちな税その他で得点を稼ぐことにより「確実な宅建合格」が見えてきます!