宅建試験 丸暗記のススメ


あなたはどうやって、法律知識を覚えていますか?

この「覚える」という行為は人それぞれ、いろいろな見解があるようです。一般に法律系の資格試験では、丸暗記はやめとけ!というのが主流のようです。文脈の中で覚えたほうが、意味上のつながりがあるので覚えやすい、ということです。

独学で宅建試験に合格されるより、それらしいことを言って自分たちの学校に通ってほしい、通信講座に申し込んでほしいという思惑は置いておいて、その考えには大賛成です。確かに、丸暗記よりは意味のつながりの中で覚えた方が、記憶にはとどまりやすいですよね。間違いありません。

しかし、このページのタイトルは「丸暗記のススメ」です。

なぜ、一般の法律系試験の常識に逆らって、しかも、意味上のつながりがあった方が覚えやすいと認めるにも関わらず、丸暗記をススメるのでしょうか?それは、「未知の条文に接する絶対量を、スピーディーに増やすため」です。

ここで言う丸暗記とは、「条文だけ」です。条文といっても、「六法全書を読め」ということではありません。むしろ、
六法全書で条文などを読んではいけません。条文を、分かりやすく簡潔に、やさしい文章で表現したテキストを使用するということです。お手持ちのテキストが細かく分厚い場合は、ポイントだけをピックアップして繰り返し読むようにしてください。


宅建試験は4肢択一式です。論文を書くわけではありません。条文を知っているだけで、ほぼ全ての問題に対応できます。文章を読み、文脈の中で意味の知らなかった条文を覚える作業は、文章を読む時間がかかります。

一部の天才を除いてほぼ全ての人間は短時間で文章を覚えることができません。脳が記憶するのは
「単語」もしくは「単語の連続したもの」だけです。条文(の意味を分かりやすく簡潔にあらわした短文)だけをサクサク暗記していけば、文章を読む時間がカットできて、スピーディーなのです。

要するに、文脈で覚える作業と、丸暗記を行う作業を、
場所・状況によって変えて、両方行うということです。

条文の丸暗記はスポーツで言えば「筋トレ」です。どんなスポーツの選手でも「筋トレ」をやらない人はいないと思います。例えば、サッカー選手がキック力を強めるために、ボールを蹴ることでのみ、筋力アップを図っているワケではないですよね。

トレーニングマシンで、部分的な筋肉トレーニングをしています。「サッカーの筋肉はサッカーで作る!」という人はおそらくいないと思います。テニスの選手でも、柔道の選手でも、おそらく腕立て伏せ等の筋トレをやっているはずです。

スポーツでも勉強でも、大切なのは
「基礎」なのです。

もちろん、覚えられなければ意味はありません。ここでのミソは、条文だけを暗記する行為は電車の中などのスキマの時間に効率よく行い、机に座って集中するときは、補足的な文章や過去問を解く作業をするということです。

これを毎日繰り返していると、電車などで丸暗記した条文が、机に座って問題を解くときなどに「どんどん出てくるな」と実感するようになります。丸暗記した条文と、問題で見る条文が頻繁にオーバーラップしてくるのです。

重要条文の丸暗記は「筋トレ」と割り切って、日々励んでみてください。



幸せに宅建に合格する方法TOPページ


produced by 宅建合格!常識破りの宅建勉強法