- 宅建士登録と登録実務講習
■宅地建物取引士資格登録
宅建試験合格者が宅建士となるためには、「宅地建物取引士証」(以下、宅建士証)の交付を受けなければなりません。その前提として、「宅地建物取引士資格登録」(以下、宅建士登録)を申請する必要があります。宅建業について2年以上の実務経験がある方は、宅建試験合格後、さっそく知事から宅建士登録を受けてください。
合格証書とともに「宅地建物取引士資格登録等の手続について」という用紙が同封され送られてきますので、そちらをよく読み、必要事項を記入し、都道府県の登録窓口で登録手続きを行ってください。
宅建士登録を行うには2年以上の実務経験があり、勤務する会社に「実務経験証明書」を作成して証明してもらう必要があります・・が、宅建試験に合格する人の大多数は、2年以上の実務経験がありません。
宅建業について2年以上の実務経験がない方が宅建士となるためには、次の登録実務講習を受ける必要があります。
■宅建士登録実務講習
実務経験のない方は、合格通知に同封されている申込書により「登録実務講習」を受講することで宅建士登録が可能となります。資格専門予備校等が行う登録実務講習を受講・修了すれば、2年以上の実務経験者と同等の能力があるものとして扱われるということです。
12月から春頃までの申込みは混雑し、すぐに満席となりますのでお気をつけください。自宅学習やスクーリング、修了試験もありますが、ほぼ100%近くの人が修了できます。
登録実務講習実施機関一覧
登録実務講習料として2万円前後がかかりますが、宅建士登録は一生有効です(実施機関により料金が異なります)。
そして宅建士登録を受けたら、宅建士証を交付してもらってください。宅建士証は有効期限(5年)がありますので、実務に従事するのがまだ先という方は、交付を見合わせてもいいでしょう(ただし宅建試験合格から1年以内であれば、宅建士証の交付に必要な講習の受講が免除されます)。
これで、あなたも『宅地建物取引士』の仲間入りです。
バリバリ働いてください!就職や転職なども、今までより有利となるでしょう。
人生の選択肢が広がったはずです!
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