宅建問題集の解き方

正誤を考え、解説を熟読することが正解なのか

効果的な問題集の解き方とは?

理解に重点を置いた細かいテキスト、過去問を大量に解き解説を熟読する。

確かにこれらの勉強法は間違いではありません。これが今までのスタンダードな宅建勉強法、セオリーでしょう。途中で挫折せず、しっかり時間をかければ、必ずいつかは合格できるはずです。

しかし皆さん、もっとラクに短時間で宅建試験に合格できればいいな、と思いませんか?ここに効率が良いと思える宅建問題集の解き方をまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。お手持ちの問題集ですぐに実行できるものばかりなので、試してみて損はないと思います。


宅建の問題を解くときはすぐに解答を見る

基本書で基本が少しできましたら、早い時期に過去問など問題に取り組みます。しかし、そこで答えを考える必要はありません。

必死に正解を考えることが当然だと思っている方も多いかと思いますが、それは間違いです。時間をかけて考えてもダメなものはダメ、時間の無駄となります。下手な考え休むに似たり、です。

一生懸命正解を考えるよりも、できるだけ多くの問題をこなしてください。即座に答えが解らない問題は、すぐに解答を見るようにします。問題文と解答を、繰り返し照らし合わせるようにしてください。基本書を繰り返し読む要領で、問題を解きます(読み流します)。問題の解答パターンも見えてくるでしょう。知識が頭に吸収されやすいだけでなく、「問題を解くコツ」「宅建試験のクセ」が見えてきます。

よく後ろにまとめて解答を載せている宅建問題集を見かけますが、答えを探すだけでイライラします。同時に視界に入るように、問題と解答が同一ページに記載されているだけで効率が全く違います。


問題ごとの理解力に応じたチェックマークを入れる

完全に理解した問題を繰り返し解くのは時間の無駄です。各問に理解力に応じた3段階のチェックマークを入れ、効率化を図ります。

A=絶対に忘れることがない、自信のある問題
B=時間が経つと忘れる可能性がある問題
C=今は覚えていても、後日必ず忘れるであろう問題

一度Aランクになったものは、もう原則として試験前の総確認までやる必要はありません(仮に忘れていても、一度長期記憶脳に入った記憶はすぐに思い出せます)。B、Cランクの問題に集中して、基本書の関連部分や問題の解答を繰り返し眺めてください。また、何度も連続して答えが解らない問題は、排除することも一法です(自分に合わない)。


4択は一問一答にする

確実に問題を正解するには、個別に対応することが大切です。

一問一答の単語帳方式で解いていってください。Aランクを飛ばしてどんどん解いていくと、より効率的になります。2番が正しいから3番は誤りかな・・という解答テクニックは宅建試験本番まで使用しないでください。


余分な問題は解かない

宅建試験の特徴として、「過去の問題が繰り返し問われる」ということが挙げられます。宅建試験では、例年、過去問から7割が出題されます。7割といえば35点です。ほぼ合格ですね。とは言っても、過去の問題をすべてマスターするのも非常に大変です。また、その必要もありません。

過去問の中でも、繰り返し問われている出題頻度の高い問題というものがあります。それだけは絶対確実に身に付けてください。過去問を効率よく活用するポイントは、基本的な問題を確実に身に付け、余分な知識は詰め込まないことです。決して50点満点を目指さないでください。確実に基本知識を押さえたら、より合格に近づくため、過去に数回だけ出題された問題を参考程度に眺めておいてください。

よって、全ての過去問を掲載している年度別過去問集はひとまずパスしてください。厳選された頻出過去問だけを集めた分野別の過去問集がおすすめです(1問ごとに重要度が記載されている年度別過去問集ならば、難問は飛ばして勉強することができるのでアリです)。

普段の勉強は分野別過去問集で重要知識を習得し、全ての問題が掲載された年度別過去問集の出番は本試験直前となります。その目的は新たな知識の習得というよりも実戦練習にあります。詳しくは「本試験直前勉強法」をご参照ください!

繰り返しになりますが、50点を目指さないでください。どうしても完璧を目指してしまう人がいます。45点も目指さないでください。細かい知識にこだわり基本的な知識が疎かにならないよう、取れる問題を確実に取り、40点を目標に頑張りましょう!