- 平成28年の宅建統計資料(2016年)
これで1点!平成28年(2016年)の宅建試験で出題される統計情報をお送りします。5点免除対象科目となっていますので、登録講習を受講された方は当ページを覚える必要はありません。
■地価公示
全国:住宅地は8年連続の下落(下落率は縮小傾向)、商業地は8年ぶりに上昇に転換
三大都市圏:住宅地、商業地ともに3年連続で上昇を継続
地方圏:住宅地、商業地ともに24年連続の下落(下落率は縮小傾向)
全国平均では、全用途平均で8年ぶりに上昇に転じた。
■住宅着工戸数(平成27年の1年と平成27年度で結果が変わっているので注意)
新設住宅着工戸数:平成27年と平成27年度ともに2年ぶりの増加
新設住宅着工面積:平成27年…2年連続の減少、平成27年度…2年ぶりの増加
持家:平成27年…2年連続の減少、平成27年度…2年ぶりの増加
分譲住宅:平成27年と平成27年度ともに2年ぶりの増加
貸家:平成27年…4年連続の増加、平成27年度…2年ぶりの増加
総住宅数、総世帯数は増加傾向。共同住宅が高層化している。
空き家率は13.5%で過去最高(賃貸用429万戸、売却用31万戸)。
■売買による土地所有権移転登記件数
128万件を超え、2年ぶりに増加
■国土利用の現況
国土面積3,780万ヘクタール。
森林が最も多く約2,500万ヘクタールを占め、農地は減少傾向。
■不動産業の売上高と経常利益の推移
売上高:2年ぶりの減収
経常利益:2年連続の増益
■宅建業者数
宅建業者数:122,685(9年ぶりに増加)
国土交通大臣免許:2,271
都道府県知事免許:120,414
■指定流通機構
新規登録件数:5,830,834
総登録数893,274(売り物件35.6%、賃貸物件64.4%)
どちらも前年比増。年でも年度でも前年比増。
■不動産価格指数
不動産価格指数というものが公表されましたので要注意です。不動産価格指数のうち、全国のマンション指数は2013年3月分より2016年1月分まで35ヶ月連続でのプラスとなっている。
例年通り、この中から3~4肢は出題されると思います。毎日少しずつでも、本番前日に一夜漬けでも構いませんので、確実に覚えて確実に1点をゲットしてください!!なお5点免除対象科目ですので、登録講習を受講された方は覚える必要はありません。
- 宅建本試験の統計問題(平成28年)
実際に出題された問題です
【問48】宅地建物の統計等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1.平成28年地価公示(平成28年3月公表)によれば、平成27年1月以降の1年間の地価は、全国平均では、住宅地はわずかに下落しているものの下落幅は縮小しており、全用途平均では昨年までの下落から上昇に転じた。
2.平成28年版土地白書(平成28年5月公表)によれば、平成26年の住宅地、工業用地等の宅地は、全国で約193万ヘクタールあり、近年、減少傾向にある。
3.建築着工統計(平成28年1月公表)によれば、分譲住宅の着工戸数は、消費税増税の影響を受け、マンション、一戸建住宅ともに平成26年から2年連続で前年に比べ減少している。
4.平成27年度国土交通白書(平成28年6月公表)によれば、平成27年3月末時点の宅建業者数は122,685業者となっており、前年3月末時点に比べ減少した。
正解1…こういう出題があると傾向だけ掴み、受験年の最新統計情報を覚えてください
⇒ 宅建統計情報一覧ページに戻る