- 平成25年度 宅建統計資料
これで1点!平成25年(2013年)の宅建試験で出題される統計情報をお送りします。5点免除対象科目となっていますので、登録講習を受講された方は当ページを覚える必要はありません。
■地価公示
全国:住宅地、商業地ともに5年連続の下落(下落率は3年連続で縮小)
三大都市圏:住宅地、商業地ともに5年連続の下落(下落率は3年連続で縮小)
地方圏:住宅地、商業地ともに21年連続の下落(下落率は3年連続で縮小)
下落率は、三大都市圏<全国<地方圏の順に大きくなっています。
■住宅着工戸数
総戸数:3年連続の増加
新設住宅着工床面積:3年連続の増加
持家:増加
分譲住宅:増加
貸家:増加
給与住宅:減少
持家系戸数(持家+分譲住宅)のほうが貸家系戸数(貸家+給与住宅)よりも多く、一戸建て戸数のほうがマンションの戸数よりも多い。
■売買による土地所有権移転登記件数
約120.4万件、9年ぶりに増加
■宅地供給量
約4,600ha、10年ぶりに増加
■国土利用の現況
森林が最も多く、約66%を占めている。
宅地や道路は増加傾向、農用地は減少している。
■不動産業の売上高と経常利益の推移
売上高:約35兆7000億円(2年連続の減収)
経常利益:約3兆3000億円(3年ぶりの減収)
■宅建業者数
宅建業者数:約124,000 6年連続で微減
法人業者の構成率が増加傾向。宅建士登録者数も増加しています。
■指定流通機構
新規登録件数:約500万件で前年比2.2%増
- 宅建本試験の統計問題(平成25年)
実際に出題された問題です
【問48】宅地建物の統計等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 平成23年度法人企業統計年報(平成24年9月公表)によれば、平成23年度における不動産業の経常利益は約3兆3,000億円となっており、前年度比0.5%減となった。
2 平成25年度地価公示(平成25年3月公表)によれば、平成24年の1年間の地価は、全国的に依然として下落を示したが、下落率は縮小し、上昇又は横ばいの地点が大幅に増加している。
3 建築着工統計(平成25年1月公表)によれば、平成24年の持家戸数は3年連続で増加しているものの、貸家戸数は3年ぶりに減少している。
4 平成25年版土地白書(平成25年6月公表)によれば、土地取引について、売買による所有権移転登記の件数でその動向を見ると、平成24年の全国の土地取引件数は120.4万件となり、9年ぶりに増加に転じた。
正解3…こういう出題があると傾向だけ掴み、受験年の最新統計情報を覚えてください
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