難易度は?平成30年度宅建士試験の見解

平成30年度宅建士試験終了直後の印象。難易度や予想合格ラインの見解。

平成30年度 宅建士試験の見解

2018/10/21配信のメルマガより


皆さんこんばんは、杉山です。

本試験お疲れさまでした!
手応え、自己採点の結果はいかがでしたでしょうか…?

会心の出来で合格発表が楽しみな方、
ボーダーライン上でドキドキが止まらない方、
今年はちょっと厳しいという方、

悲喜こもごもかと思いますが、皆さん本当にお疲れさまでした。


さて、やはり皆さんが気になっているのは予想合格ラインでしょう。平成最後の合格証書を入手するため、今年は久しぶりに杉山自ら本気モード(私共数人の合格で合格ラインが上がる可能性は極めて低いですが、 念のため例年は30点未満になるよう調整しています)で受験してきたのですが、パッと見の印象は「難しい」「やらしい」でした

宅建試験その他法律に長年携わっている私も「ん?」と二度見してしまう問題がチラホラ、細かい知識を問われているわけではないのですが、かなり勉強された方でも時間がかかってしまう問題が多かったのではないでしょうか。かなり「閃き」を要する試験でした。

権利関係はシンプルな詐欺が正解肢なのに余計な情報だらけで混乱を誘う問題から始まり、その後も似たように、ポイントはどこなのかを見抜く力を要する問題ばかりでした。この先しばらく出題されない事務管理や詐害行為取消権は、分からなくても気にする必要がない問題です。その辺まで押さえようとするとキリがなくなり、本来取るべき問題も落としてしまいます。

そして宅建業法も意地悪な問題が多かったですね。個数問題が減った分、やらしい肢が増えました。法改正箇所がこれでもかと出題された年も珍しいですね。

法令制限と税その他はとても簡単でした。都市計画法と土地区画整理法を落とすかどうか、税その他も落とすとしたら登録免許税と鑑定評価基準くらいでしょうか。5点免除科目も4~5点は取れた方が多かったと思います。

以上、総括として、最初の印象は「難しい」「やらしい」でしたが、実際に解いていくと、やらしいけど難問は少なく「時間はかかるけど意外と易しい」年だったかと思います。


というわけで予想合格ラインですが・・・

例年ですと35点と言っていたと思います。
しかし、今年は受験者数が大幅にアップしています。よって合格ラインは上がってしまい・・・

本命は「36点」とさせていただきます!(※)

37点以上の方はほぼ安心、36点の方は合格発表までドキドキですね。35点の方もミラクルを信じて発表を待ちましょう。しかし、やらしいだけで難問ではない問題をどこまで正解してきたかで更に1点上がり、最悪の場合は史上初の37点を通り越して38点合格も有り得るかもしれません。可能性は低いですが…。

上に「閃き」を要する試験だったと書きましたが、今後も今回のように読解力を要する試験が続き合格ラインが36点以上になるとすれば、今まで以上に、権利関係は理解による応用力宅建業法は正確な暗記による応用力が必要となってきますね。法令制限と税その他につきましては細かい知識の難しい年があったとしても、「単に知っているか」の年が続くでしょう。権利関係は「流れの理解」、宅建業法は「正確な暗記」を大前提として、多方向から問題を見る目が試されます


とりあえず宅建の勉強から解放され、自由を満喫してください。

近日中にお送りする次回メルマガで、出揃った大手の予想合格ラインなどをお伝えいたします。37点以上の方も、35~36点の方も、今年はちょっと…という方も、皆さん本当に本試験お疲れさまでした!

今年の合格が厳しそうな方は、宅建インプリを是非ご検討ください。 例年以上に改良し、これまで以上に痒いところに手が届くテキストとなる予定です。 基本書はもちろん、インプリ問題集、オプションも全て大改良中です!今回のようなひっかけ問題に柔軟に対応できるよう、特に「紐づけ」を意識して改良を加えております。

令和元年の合格証書が欲しい合格経験者、民法大改正前の駆け込み受験、2019年も今年と同様、例年よりも合格難易度が高めの年になると予想しています。すごく覚えやすい宅建インプリで幸せに合格を掴み取ってください!

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ちなみに私、杉山の試験結果は、メルマガでは点数を公開しましたが、ここでは四捨五入して満点だったとしておきます。まんまと読み間違えて、特別難しくもない法定地上権の問題などを落としてしまいました…。やらしい…。

(※)申し訳ございません!2018年度宅建試験の合格ライン結果は37点でした。やらしい問題を増やしても合格ラインが上がってしまうことが分かりました。2019年は個数問題だらけの宅建業法が復活する可能性が高いです。しっかりとした正確な基礎知識と、ひっかけ問題に対応できる応用力を身につけていきましょう!(2019年は宅建業法の改正がありませんので、幅広く正確な従来の知識が問われます