本番直前に時間配分の確認をしておこう

宅建勉強法~ペース配分の確認:宅建本試験直前にやっておくべきこと!

宅建合格に必要な3ステップ

必須!時間配分の確認

既に十分な実力がある人は今までに覚えたことの総復習。まだ合格レベルに達していない人、微妙なラインの人は勉強時間を増やしてとにかく宅建合格に必要な知識を詰め込む。

これは皆さん当然にやることですよね。
しかし、とても大切なことをやらずに宅建試験本番を迎える方が大勢います。

それは、「本試験同様に2時間で50問を解いてみる」ということです。

当サイトの模試形式年度別過去問でも構いません。インプリをお持ちの方は「インプリ模擬試験」をお配りしています。とにかく50問を宅建試験本番さながら、時間を計って解いてみてください。

せっかく宅建合格レベルの知識はあるのに、半分解いたところであと30分だった!なんてことになったら大惨事です。必ず時間配分ペース配分はチェックしておいてください。


今の自分の実力で何分余るのか
どのくらい時間が足りないのか
どのくらい余裕をもって考えられるのか
どれだけ急ぐ必要があるのか


必ず最低一度は体感しておいてください。そして、できれば二度三度は本番風を繰り返し、どこから取り掛かれば効率が良いのか解き方のコツを掴んでください。

問1の権利関係から解いたら、難しい権利関係に時間をかけすぎて宅建業法でケアレスミスを連発、バタバタの2時間でした・・。問26の宅建業法から解いたら、頭がスッキリしているうちに簡単な宅建業法をすいすい解けて時間も稼げました!

同じ問題を解いても時間効率脳の疲労度が段違いです。どこから解くのが自分に合っているのか、必ず最低一度は確認し、練習しておいてください(ちなみに私は、統計問題→その他の5点免除科目→宅建業法と進みます)。


そして、より万全を期す場合は宅建試験本番と同じ13:00から50問を解いてみてください。

起きてから数時間後の午後1時の脳の働き具合は?お腹の空き具合は?12:30までに会場へ移動して着席ってお昼ごはんには微妙な時間ですよね。

12時頃までにしっかりと昼食を食べて会場へ向かい本番に臨むか、お腹を空かせて本番に臨み15時過ぎにホッとのんびり昼食をとるか。お腹がいっぱいだと眠くなり、お腹が空いていると集中力がなくなると言われていますので、軽い昼食をとっておくのが無難かもしれませんね。

しかし、そこは自己管理のできる大人の皆さんの判断にお任せます。何時に起きればいいか、どれだけ食べておけばいいか、午後1時にどのような状態にもっていくのが自分にはベストなのか、本試験前に是非一度試してみてください。試験中にお腹が痛くならないよう、普段から食べ慣れてるものを食べておいてください。

1.宅建合格に必要な知識をインプットし、
2.遠回しな聞き方の本試験問題に対応できるよう練習し、
3.2時間で50問を解けるようにする。

多くの方々の勉強が1~2番止まりですが、宅建合格可能性を上げるには3番までが必要となります。本番をシミュレーションして、確実に宅建合格を勝ち取ってください。

年度別過去問を片っ端から60~90分で回せるようになれば、もう宅建合格は目の前です(そこまでの実力がない方は、年度別過去問よりも分野別の重要過去問を優先してください)。

まだまだ合格レベルまで程遠く、本番直前の貴重な2時間をシミュレーションに使うのはもったいない!という方は、宅建業法だけでも時間を計って解いてみてください。宅建業法20問を30分以内で解くことができれば、本番でも時間内に50問を解き終わるはずです(平成20年以前の宅建業法の出題数は16問です)。

リラックスした練習の宅建業法に40分も50分もかかってしまうようでは、より慎重になり緊張もしてしまう宅建試験本番までにかなりのスピードアップを目指す必要があります。

また実際に時間をかけて解くだけでなく、異なる言い回しや出題パターンを掴むため、多くの年度別過去問を一気に眺める荒技もすごく有効です。当サイトの解説付き年度別過去問をご活用ください。
宅建時間配分

奇跡の本試験直前期間

宅建本試験の1~2週間前、この直前の直前で謎の脳内麻薬が発生します。火事場の馬鹿力と言いましょうか、【本当に宅建試験に合格したくて、本気で努力してきた方】または【短期集中でこの1~2週間に懸けている方】には、ドーピングされた奇跡の集中力が発揮されます。

この1~2週間は普段の1週間2週間ではありません。
驚異の集中力で実力は「相当」伸びます。格段に合格力を上げることができます

できることはまだまだあります

それほど勉強をしてこなかった→ 本番直前で焦りつつ普段と変わらない生活→ 半分諦めながら4択の奇跡を願って受験する

このダメなルーティンから脱却してください。
奇跡は4択ではなく直前の努力で起こります

1週間くらい死に物狂いで頑張れず、いつ頑張るのかと自分に言い聞かせ、本番直前の集中力を有意義に使い、後悔のないよう底上げをして宅建合格を勝ち取ってください。有休を取れる方は、ここで有休を使いましょう。

ここまで順調に来ている方は、最後まで油断せずこの1週間で合格を盤石としましょう。自信はいくら積み上げても良いですが、慢心は絶対にNGです。


宅建合格への体調管理

季節の変わり目である10月は、暑い日があったり肌寒い日があったりと体調を崩しやすくなります。ラストスパートを頑張りすぎて、本試験当日に体を壊していたら本末転倒です。何とか当日は回復しても、本試験の数日前に寝込んでいたら大きすぎるマイナスです。

宅建合格のため、皆さんに必要なことは「宅建試験当日に知識をピークにもっていき万全の体調で最大のパフォーマンスを発揮すること」です。90の知識はあっても体調が悪く70%の実力しか発揮できない人(90×70%で合格力63)より、80の知識で90%の力を出せる人(80×90%で合格力72)の方が合格可能性は高くなります。

直前に死に物狂いで勉強をしても、睡眠はたっぷり取ってください。栄養のある食事を摂ってください。外出先から帰ってきたら手洗いうがいもしっかりと。

ラストスパートの追い込みと同じくらい、本試験直前のコンディション作りも重要と考え、頭も体も万全の状態で全力を出して宅建試験本番を迎えられるよう調整してください!


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